EKS で永続ボリュームを利用する

はじめに

  • KubernetesK8sクラスタ上のアプリケーションのデータの保全性を確保するために利用するのが永続ボリューム(Persistent Volume = PV)です。
    • 外部ストレージシステムと連携することで、データの損失、破損、想定外の変更などからデータ資産を守ることが出来ます。
  • 本記事では、K8s の PV を Amazon EKS で利用するための基本事項をまとめ、実際に EBS と EFS での利用を試行します。
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Amazon EKS のロードバランサーで ALB を使う

はじめに

  • 以前の記事で Amazon EKS で LoadBalancer に設定されたサービスを作成すると、Elastic Load Balancing (ELB) が自動的に生成され、EKS のサービスが外部に公開できることを試しましたが、EKS で利用できるロードバランサーについてもう少し深く調べてみました。

blog.linkode.co.jp

  • EKS で利用できるロードバランサーのうち、 ALB を利用してサービスを公開してみます。
    • ALB は EKS のデータプレーンとして EC2 を利用した場合でも Fargate を利用した場合でも利用できる唯一の手段です(2020年6月時点)。
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Amazon EKS on Amazon Fargate を試す

はじめに

  • 以前の記事で AWS EKS (Elastic Kubernetes Service) ワーカーノードを EC2 上に作成しました。
  • EC2 のインスタンス上で実行されるワーカーノードを作成した場合、その EC2 インスタンスのリソースタイプをどうするか、スケールアウトをどうするかを考える必要があります。
  • 2019 年 12 月に「Amazon EKS on AWS Fargate」が利用可能となり、Fargate 上でも EKS が利用できる選択肢が増えました。
  • しかしながら、Fargate を利用できるメリットと同時に、EC2 で利用する場合との差異や制限事項を理解して利用する必要があります。
  • ここで、EKS on Fargate と通常の EKS との違いを見ていきながら、EKS on Fargate を試用してみます。
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Amazon EKS を触りながら Kubernetes に入門する

はじめに

OSS活用による開発生産性向上とアプリケーションの安定動作の両立が求められる中、「アプリケーションのコンテナ化」は不可欠なものになりつつあります。しかしながら、コンテナ化されたアプリケーションを合理的に運用するには、種々の問題があります。 それらの問題を解決してくれるプラットフォームである Kubernetes (K8s) の概要を Kubernetes のマネージドサービスである Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) に触れながら確認していきます。 なお、この記事は、実運用経験のない、K8s 初心者が調べた結果に基づき作成していることをご了承ください。

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